薬の中でも、よくお子様に処方されることのある、水薬の正しい使用方法についてご紹介致します。
取り出した水薬は薬の成分が沈殿してしまっていますので、薬瓶を良く振って中身の成分が均一になるようにし、均一になったことが確認できたら薬杯を用意し、指示された量の薬液を量りますが、薬量を量る時は正確に量る為に、平坦な場所に薬杯を置いて目の高さで量を確認します。
正しい量を量れたら、薬杯から直接薬を飲んでもらい、必要に応じて水やぬるま湯を続いて飲むようにします。まだ、コップから飲むことが難しいという場合には、スポイトやスプーンを使って飲ませるようにする等の工夫が必要で、液薬は薬の味を直接感じやすいため嫌がる子も多いですが、なかなか飲まないからといって頭ごなしに叱るのではなく、根気良く薬に興味を持ってもらいながら飲ませるようにすると効果的なのです。