薬の錠剤が大きい理由

錠剤のお薬の中には、苦手な人なら飲み込むのすら大変な大粒のお薬も多く存在しています。
小粒の錠剤もあるにはありますが、大きい錠剤に比べると数も少ないです。

大粒なら効きも良いのでは?というとそうでもなく、大粒の錠剤に入っている実際の薬の有効成分は錠剤の大きさの半分程度もありません。
では残りは一体何で出来ているのかというと、抗菌剤や防腐剤などの食品添加物と同じ、医薬品添加物という成分が含まれているのです。

実際に医薬品の成分表をみて頂くと分かるのですが、有効成分は60mgしか入っていなくても、薬として固める為の結合剤や薬が体内でちゃんと溶けるように促す崩潰剤などの医薬品添加物が沢山含まれています。

医薬品添加物は錠剤だけでなく、液体タイプのものや粉末タイプのものなど種類関係なくお薬なら何にでも含まれているのです。

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